osCommerce 設置手順

当ページは Futurism Worksレンタルサーバー(共用) をご利用いただいているお客様向けのosCommerce設置手順です。

目次

  1. はじめに
    1. osCommerceとは
    2. osCommerceを使用するには
    3. MySQL利用設定
  2. osCommerce ダウンロード
    1. ファイルのダウンロード
    2. ファイルの解凍
    3. ファイルのアップロード
  3. インストール
    1. ブラウザからの設定
    2. インストールオプション設定
    3. ディレクトリ設定
    4. データベース設定
    5. 設定確認
    6. カタログページ設定
    7. 管理画面設定
    8. SSL設定

1. はじめに

1.1. osCommerceとは

(osCommerce公式サイト)

osCommerceとは 国際的なコミュニティで開発が進められているオープンソースの
E-Commerceソリューションです。

このパッケージを導入することによって、オンライン・ショップのセットアップ、運用、メンテナンスが最小限の労力と最小のコストで実現できます。

1.2 osCommerceを使用するには

Futurism Worksでは、既にMySQLおよびPHPが導入済みです。以下の手順に従い、osCommerceをダウンロードし、インストールしてください。初めてであっても10分もあればインストールでき、直ちにサイトの運営を開始できるところがosCommerceの強みでもあります。

1.3 MySQL利用設定

Futurism Works で MySQLを利用するためには「MySQL利用設定画面 」で設定を行っておく必要があります(参考: ユーザーサポート :MySQLについて…) 。

Site Manager」にログインし、「MySQL利用設定」を選択することで「MySQL利用設定画面 」が表示されます。設定内容は1時間以内に有効となります。

  
【MySQL利用設定】
  • 機能 ON/OFF
  • 有効
  • Mysql用パスワード
  • MySQLで利用したいパスワードを登録する

     

    2. osCommerce ダウンロード

    2.1 ファイルのダウンロード

    osCommerceの現在の最新バージョンは oscommerce-2.2ms1j です(2006.04.01現在)。当ページのosCommerceの設置手順はoscommerce-2.2ms1j についての記述しています。

    osCommerce公式サイト

    osCommerceダウンロードページ

    上記のosCommerceダウンロードページからoscommerce-2.2ms1j  をデスクトップに保存します。

    2.2 ファイルの解凍

    ダウンロードが完了したら、解凍します。 tar.gz形式ファイルの場合はLhazやLhaca等の解凍ソフト(窓の杜Vectorなどでダウンロード可)を使用してください。

    解凍が正常に行われると、oscommerce-2.2ms1j フォルダが作成され、このフォルダの中に更にadmin、catalog、extrasの3つのフォルダが作成されます。

    2.3 ファイル のアップロード

    フォルダ名をoscommerce(任意の名前)に変更してをFTPソフト(FileZillaなど)を使用して、ファイルをアップロードします。oscommerceフォルダにあるすべてのファイルやフォルダを、お客様のサーバースペースへアップロードします。 新規にフォルダを作成してそこにアップロードしてもかまいません。

    ※ファイルアップ後/catalog/includes/configure.php /admin/includes/configure.php ファイル属性を777に変更して下さい。

    3. インストール

    3.1 ブラウザからの設定

    アップロード後、ブラウザに「http://あなたのサイトのURL/oscommerce/catalog/install」と入力すると、インストールウィザードが開始されます。

    ※FATAL ERROR: register_globals is disabled in php.ini, please enable it! が表示される場合
    .htaccessファイルを作成して下記の3つのフォルダにアップしてください。  
    /oscommerce/catalog/install
    /oscommerce/catalog
    /oscommerce/admin

    .htaccessファイル作成方法
    ・メモ帳を開く
    ・php_flag register_globals On を記述
    ・名前を付けて保存 (ファイル名 htaccess など)
    ・作成したファイル(htaccess)をサーバーへアップロード
    ・.htaccessに名前を変更
    ※Windowsでは先頭が.(ドット)で始まるファイルは作成できません。
    ※/oscommerce/catalog には.htaccessが存在していますので.htaccess_ORGなどに名前を変更して下さい。

    New Install ボタンを押下して各種設定を行います。

    3.2 インストールオプション設定

    ・カタログ データベースのインポート
    テーブルやサンプル・データなどのカタログ・データベース構造が必要な場合はチェックします。

    ・自動設定
    ここで指定したウェブ・サーバーとデータベース・サーバーに関する情報を、カタログ・ページおよび管理ツールの環境設定ファイルに自動的に保存する場合チェックします。

    3.3 ディレクトリの設定

    ディレクトリの情報を入力します。

    ウェブ・サーバーのルート・ディレクトリ /home/client/お客様のFTPID/www/htdocs
    カタログ・ディレクトリ/oscommerce/catalog/
    管理ツール・ディレクトリ/oscommerce/admin/
    WWW カタログ・ディレクトリ/oscommerce/catalog/
    WWW 管理ツール・ディレクトリ/oscommerce/admin/

    3.4 データベースの設定

    Site ManagerのMySQL接続情報を入力します。

    データベース・サーバーサーバーIP
    ユーザ名お客様のFTPID
    パスワードお客様設定
    データベースお客様のFTPID

    データベースの設定入力後Continueボタンを押下します。

    3.5設定確認

    Step 1: データベース・インポート画面
    データベースへの接続テストが成功しました。が表示されたらContinueボタンを押下します。
    データベースのインポートに成功しました。が表示されたらContinueボタンを押下します。

    Step 2: osCommerce の設定画面
    設定内容を確認してOKならばContinueボタンを押下します。
    設定ファイルの書き込みが成功しました。が表示されたらCatalog Administration Tool ボタンを押下します。

    3.6 カタログページ設定

    /oscommerce/catalog/install フォルダを削除します。
    /catalog/includes/configure.php ファイル属性を644に変更して下さい。
    ※セキュリティ上の危険がありますので必ず実行してください。
    /oscommerce/catalog/imageのファイル属性を777に変更して下さい。

    3.7 管理画面設定

    初期設定のユーザ パスワードはadminになります。
    ログイン後基本設定→ユーザ→ユーザ管理を押下してパスワードを変更してください。

    3.8 SSL設定

    下記の設定ファイルを変更します。
    /oscommerce/catalog/includes/configure.php
    15行目 'https://ssl-***.futurism.ws'
    /oscommerce/admin/includes/configure.php
    16行目 'https://ssl-***.futurism.ws'
    ※***の部分はお客様によって異なります。独自ドメインのSSLのお客様は独自SSLに変更してください。

    SSl通信を行う場合はhtdocs-secureフォルダの下にoscommerceフォルダをコピーします。
    (oscommerceフォルダにはadminとcatalogフォルダが配置されております。)

    SSLの設定を変更する場合はパックアップを行ってから変更してください。