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最終更新:2022年10月26日
2023年3月31日実施のPHP提供バージョン変更に関しましてのご質問を以下にまとめました。
ご不明点がございます場合は、このFAQをご確認いただきますようお願いいたします。
解決しない場合には、こちらのページの最後にお問い合わせフォームへのリンクを用意致しましたので、
そちらをご使用いただき、弊社サポートまでご連絡をお願い致します。
PHPとは主にWebサイトを制作する際に使用されるプログラム言語です。
こちらを使う事により、アクセスした状況に応じて違うトップページを表示するなど、
動的なWebサイトを
作成する事が可能です。 Wordpressなどの主要なCMSにも使用されています。
PHPを使用しているファイルは、ファイル名の末尾(拡張子)が「.php」となっています。
この拡張子のファイルがお客様サーバー内に存在しない場合はPHPを使用していないものと思われます。
PHPはバージョンが上がるごとに、機能追加 ・ 動作の高速化 ・ セキュリティ強化 などが行われます。
弊社では古いバージョン(PHP 5.3 /5.4)もご使用いただけるよう、セキュリティ強化対応などを
行ってまいりましたが、PHPを提供しているベンダのほうで古いバージョン(PHP 5.3 /5.4)のサポートが
終了しており、CMS(Wordpressなど)の新しいバージョンは古いバージョンのPHPでは使用できないことも増えておりますので、定期的に古いバージョンのPHPのご使用を停止する対応を行っております。
1. [Site Manager]にログインして頂き、左側のメニューより[PHP設定]を選択して下さい。
2. そちらの画面で表示されるPHPのバージョンをご確認下さい。
PHPのバージョンが【5.6 / 7.1 / 7.4】が設定されている場合は、現状のままご利用頂けます。
※SSL設定 / DNSレコード設定依頼など一部オプション をご利用のお客様は、
Webサーバーの自動設定がオフとなりますので、Site Managerの「PHP設定」画面では[設定]ボタンが
表示されず、変更できない仕様となっております。.htaccessからの設定変更をお願いいたします。
PHPのバージョンが「5.3」または「5.4」になっている場合、PHPのバージョン変更作業をお願いいたします。
※お客様の既存のPHPプログラムに影響が出ないことをご確認いただいたうえで
PHPのバージョン変更をしていただきますようお願いいたします。
バージョン変更によって廃止となる関数などは以下ページにもまとめております。
■PHP5.3 及び PHP5.4 の終了により非推奨・廃止となる関数など
http://www.futurism.ws/server/info/phpversionup2022_2.html
2023年3月31日以降にPHP5.3 / 5.4 をご使用のお客様は PHP5.6 へと自動切換えされます。
PHPのバージョンアップによってWebサイトにアクセスした場合に
エラー画面が表示されてしまう可能性が
ございます。
また、受注システムやメール送信プログラムなどを作成されている場合、
そちらが動かなくなる可能性もございますので、必ずお客様のほうでご確認いただきますようお願いいたします。
※Webサイトの表示が出来なくなっても、データ自体はサーバ上に残っておりますので、
勝手に削除されてしまうようなことはございません。
PHP5.3 / 5.4 で動作していたCMSについてはPHP7以上に移行後、
動作が出来ない可能性があります。
その場合は最新バージョンにアップグレードや新規構築などが必要になります。
※具体的なアップグレードの手順については各CMSのサポートページ等をご覧ください。
PHPを使用していないWebサイトには今回の変更は影響ございません。
PHPを利用しているか否かは、サーバーにFTP接続をしていただき、
ファイルの末尾(拡張子)が「.php」のファイルが存在するようでしたらPHPをご使用されているので対応が必要ですが、存在していないようでしたら対応の必要はございません。
CGIファイルには今回の変更は影響ございません。
メールソフトを利用した通常のメール送受信には影響ございません。
ホームページ上のお問い合わせフォーム等プログラムを利用したメール送信に関しましては、
影響を受ける可能性がございます。
設定反映まで10分程度お待ちいただける場合は、サイトマネージャーの左メニュー「PHP設定」にて、
現在のバージョンを控えて頂き、5.6 / 7.1 / 7.4 を選択して、「設定」ボタンを押して頂く事で、変更が可能です。
※SSL設定 / DNSレコード設定依頼など一部オプション をご利用のお客様は、
Webサーバーの自動設定がオフとなりますので、Site Managerの「PHP設定」画面では[設定]ボタンが
表示されず、変更できない仕様となっております。
2023年3月30日までは、動作確認後に、上記手順にて、元のバージョンに戻して頂く事も可能です。
Site ManageからのPHPのバージョン変更方法は以下ユーザーサポートページでも画像付きで
ご案内しております。
■PHPのバージョン変更方法(確認方法)
http://www.futurism.ws/server/support/manual/startup/php/91php.html
●SSL設定 / DNSレコード設定依頼など一部オプション をご利用のお客様、
一時的なPHPのバージョン変更の場合
お客様ディレクトリ内に.htaccessとphp.iniを設置していただき 下記2つ設定をする方法でのPHPバージョン変更を
お願いいたします。
[.htaccessの変更]
======================================================================
AddHandler x-httpd-php74 .php
suPHP_ConfigPath /home/client/FTPID/www/htdocs/
======================================================================
※上記は PHP7.4 に変更する場合です。PHP5.6、7.1を指定することも可能です。
AddHandlerでPHPのバージョンを変更する設定方法に関しましては
以下のサポートページございますので、ご参照いただければと存じます。
■特定のディレクトリ以下のみPHPのバージョンを変更したい
http://www.futurism.ws/server/support/0159.html
[php.iniの設定]
ファイルアップロードサイズの変更など、お客様が独自に
設定されているphp.iniの内容がございましたら、こちらと一緒に
記載をお願い致します。
======================================================================
date.timezone = "Asia/Tokyo"
session.save_path = "/var/tmp/php74"
allow_url_fopen = Off
display_errors = Off
extension=imagick.so
zend_extension=/usr/local/ioncube-20171116/ioncube_loader_lin_7.4.so
[iconv]
iconv.input_encoding = UTF-8
iconv.internal_encoding = UTF-8
iconv.output_encoding = UTF-8
======================================================================
※上記はPHP7.4に変更する場合です。
PHP5.6、7.1を指定する場合は「session.save_path」「zend_extension」の項目の
バージョン指定を変更してください。
PHPのバージョンが変わる事により、使用出来なくなる関数や構文などが有ります。
php.net(外部サイト:https://www.php.net/manual/ja/index.php)などで公開されております。
PHP5.3 / 5.4 の終了にあたり非推奨・廃止となる関数は以下ページにもまとめております。
■PHP5.3 及び PHP5.4 の終了により非推奨・廃止となる関数など
http://www.futurism.ws/server/info/phpversionup2022_2.html
お客様のほうでプログラム改修が難しい場合、弊社でも改修作業を承っておりますので、
お見積り依頼いただければと存じます。
PHP5以上はCGI版となりますが、phpスクリプトに!#から始まるpathの指定は不要です。
以上
サーバ・ネットワーク事業部