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レンタルサーバーの「ユーザサポート」

WordPress 6.3 の導入方法


WordPress 6.3 (2023年8月21日現在の最新バージョン)のインストール方法や設定についてご案内致します。


WordPressは世界中で広く利用されているブログアプリケーションです。

豊富なデザインや機能を有し、利用者に見合うブログサイトを作成することが出来ます。

サーバへのインストールは主にブラウザ画面上の指示に従うだけです。そのため専門知識が不要で、簡単にインストールが出来ます。


※WordPress 6.3 - 推奨動作環境:PHPバージョン7.4以上、MySQLバージョン5.7 または MariaDBバージョン10.3以上

※この設定は2023年4月27日現在、Windows 10 + Filezilla にてインストール作業ができることをを確認しています。

※WordPressのバージョンによっては表示が異なる場合もございます。 適宜読み替えていただきますよう、お願い申し上げます。


  

○PHPおよびMySQLの確認と設定


1.Site ManagerにてPHPのバージョンを確認および設定します。

WordPress6.3 を使用する際、PHPは 「PHP7.4以上」 を推奨されております。

WordPressのインストールを行う前に、弊社ホスティングサーバーのPHP設定を行います。

 

2023年8月現在、弊社ホスティングサーバーにて設定できるのはPHPバージョン7.4までとなっておりますので、

【PHP 7.4】 で設定をお願いいたします。


PHPの設定方法は以下ユーザーサポートページをご参照下さい。

 ■PHPのバージョン設定方法(確認方法) : http://www.futurism.ws/server/support/manual/startup/php/91php.html

画像のように設定反映時刻が赤字で表示されましたら、PHPの設定変更は終了しました。

反映されるまでしばらくお待ちください。



2.Site Managerにてデータベース(MariaDB または MySQL)を確認・設定します。

PHPに続きまして、WordPressのインストールを行う前に、データベース(MariaDB5.5 / MySQL5)の設定を行います。

 

現状、MariaDB5.5 のほうが MySQL よりバージョンが新しいデータベースとなっておりますので

MariaDB5.5 のご使用をおすすめいたします。

 

データベースの設定方法は以下ユーザーサポートページをご参照下さい。

 ■MySQL・MariaDBの設定方法(確認方法) : http://www.futurism.ws/server/support/manual/startup/mysql/90MySQL.html


反映後に、もう一度SiteManagerの左側メニューにて、[MariaDB5.5 設定] をクリックします。

利用設定画面が表示されます。

画像のように、MariaDB5.5 の設定内容を確認できます。

この内容は、後ほど使用するので控えておいて下さい。

(「○WordPressのインストール 2.データベースの情報を入力します。」にて使用します。)




○ホームページへのWordPressアップロード


1.WordPressをダウンロードします。

WordPressのインストールに必要なファイルをダウンロードします。

以下のWordPress日本語サイト Wordpressダウンロードページ にて、中央あたりにある「WordPress 6.3をダウンロード」を

クリックすると、ダウンロードが開始されます。

日本語公式サイト : https://ja.wordpress.org/download/


「wordpress-6.3-ja.zip」という圧縮データがご使用のパソコンへダウンロードされます。

(データ保存先はパソコンにより異なります。)

この圧縮データを解凍すると、「wordpress」というフォルダが作成されます。

 


2.「wordpress」をサーバー上にアップロードします。

1.で作成した「wordpress」フォルダを、そのままお客様のホームページ上の「/www/htdocs」という場所へアップロードします。

このマニュアルでは、データをアップロードするためのFTPソフトとして「Filezilla3.47.1(Windows版)」を使用しています。

FileZillaのサーバ接続方法については、下記のURLよりマニュアルを ご参照ください。

Windows版:http://www.futurism.ws/server/support/man_sta_ftp_filezillawin.html

Mac版:http://www.futurism.ws/server/support/man_sta_ftp_filezillamac.html


左側のローカルサイトには、「wordpress」フォルダが見えるように表示させます。

右側のリモートサイトでは、「/www/htdocs」(wwwフォルダの中のhtdocsフォルダの中身)を表示させます。

※テストアカウントでの設定画面の画像のため、関係のない情報の表示を消している部分がございます。


「wordpress」フォルダを右クリック(macでは副ボタンクリック)して「アップロード」を選択します。

 

正常にアップロードされますと、右側のリモートサイトのファイルリストに「wordpress」フォルダが表示されます。

アップロードされたディレクトリ名が、WordPressをインストールするためのURLの一部となりますので、

必要があれば任意のものに変更してください。


今回の例では、「http://お客様ドメイン名/wordpress/」にアクセスすると、WordPressに接続できます。

※例えばお客様のドメイン名が「xxxxx.fiw-web.net」である場合、WordPressに接続するには「http://xxxxx.fiw-web.net/wordpress/」となります。



○WordPressのインストール


1.アップロードしたWordPressにアクセスします。

お好きなブラウザにて、アドレスバーに「http://お客様ドメイン名/アップロードした「wordpress」フォルダの名前/」と入力し、アクセスします。

このマニュアルでは、「http://お客様ドメイン名/wordpress/」にアクセスいたしました。

画像のような、WordPressをインストールする際の注意画面が表示されます。

赤枠の「さあ、始めましょう!」をクリックします。



2.データベースの情報を入力します。

画像のような、WordPressのデータベース(データの保存場所を指します。詳しくはこちら)を入力する画面が表示されます。

入力する情報は、SiteManagerにて設定したMariaDB5.5の情報を入力いたします。

(「○PHPおよびMySQLの確認と設定 2.Site ManagerにてMySQLのバージョンを確認および設定します。」をご参照ください。)


下記の画像と表を参考にして頂き、適切な入力が終わりましたら、「送信」をクリックします。


データベース名

MariaDBの『データベース名』を入力

(例:z1234567)

ユーザー名

MariaDBの『ユーザ名』を入力

(例:z1234567)

パスワード

MariaDBの『パスワード』を入力

※セキュリティ上、SiteManagerにてパスワードを確認することはできません。

 ご不明な場合は再設定してください。

データベースのホスト名

MariaDBの『サーバIP』を入力

(例:xxx.xxx.xxx.xx)

テーブル接頭辞

(用語説明は此方

お客様ご自身にて、任意に入力ください。

その際は「 wp_ 」のように、最後に「 _ (アンダーバー) 」をつけるようにしてください。

また、WordPressを複数インストールされている場合は、必ず別の名前にしてください。

(例:wp_ 、wp_fiw_ 、wp123_ )


データベースについて

 データベースとは、ホームページを掲載する際に必要なデータを保管する場所を指しております。

 データペースサーバのホスト名(アドレス)・データベース名を入力することで接続され、自動でテーブルが作成されます。

 FTP接続したサーバにアップロードしたデータと、データベースに保管されたデータでWordpressが動作します。


テーブル接頭辞について

 データベースはホスティング1契約につき、1つがご使用可能となっておりますので、複数のホームページをWordpressで作成し、

 運用する場合には、ホームページのデータが混ざることを防ぐため、それぞれのホームページのデータ専用の名前を決めておく必要があります。

 その名前が「テーブル接頭辞」です。

 

 例えば、日々の記録として活用する「日記ブログ」と本を読んだ感想を書く専用の「読書ブログ」の2つをWordpressで作るとします。

 これらのブログを1つのデータベースにインストールしようとする際、テーブル接頭辞を別々の名前に定めることが必要です。

 日記用では「 dialy_ 」、読書用は「 book_ 」など、分かりやすい別々の名前を作ることで、データがどちらのものなのか区別が出来るようになります。



3.「インストール実行」をクリックします。

画像のような、インストール実行画面が表示されますので、「インストール実行」をクリックします。



4.ブログサイトの情報を入力します。

画像のような、ブログサイトの情報を入力する画面が表示されます。

下記の画像と表を参考にしていただき、入力が終わりましたら、「WordPressをインストール」をクリックします。


サイトのタイトル

ユーザー名

パスワード

お客様ご自身にて、任意に入力ください。

WordPressの管理画面へログインする際、ユーザー名とパスワードが必要です。

※設定後、パスワードを確認することはできません。

 必ずパスワードを把握して頂きますよう、お願い申し上げます。

メールアドレス

後ほど、WordPressよりサイトの設置完了メールが送られてきます。

確認可能なメールアドレスを入力してください。

検索エンジンでの表示

検索エンジン(GoogleやYahoo!など)にて、このブログを表示して良い場合はチェックしてください。

こちらの設定は随時変更することが可能です。



5.インストールが完了しました。

「成功しました!」という画面が表示されます。

WordPressのインストールが無事に完了いたしました。



※HTTP Error 403画面が表示された場合

画像のように、「HTTP Error 403」画面が表示されることがあります。

こちらは、WordPressのインストール中に作成された「.htaccess」のデータが、読み込めないために発生したエラーです。


FTPソフトから、アップロードした「wordpress」フォルダの中身を確認します。


アップロードした「wordpress」フォルダの中に「.htaccess」というデータが新しく作られています。

画像のように、「.htaccess」データを、右クリック(macでは副ボタンクリック)して「ファイルのパーミッション」を選択します。


数値の欄に「644」と入力し、「OK」をクリックします。



6.インストールしたWordPressが表示されることを確認します。

お好きなブラウザのアドレスバーに「http://お客様ドメイン名/アップロードした「wordpress」フォルダの名前/」と入力し、アクセスします。

このマニュアルでは、「http://お客様ドメイン名/wordpress/」にアクセスいたしました。

画像のように、ブログサイトが正常に公開されていることを確認します。




○WordPress管理画面へのログイン


1.ログインページを開きます。

WordPress管理画面へログインするためのページを開きます。

お好きなブラウザのアドレスバーに「http://お客様ドメイン名/アップロードした「wordpress」フォルダの名前/wp-login.php」と入力します。

※このマニュアルでは、「http://お客様ドメイン名/wordpress/wp-login.php」と入力しました。


入力したアドレスにアクセスすると、WordPress管理画面のログインページが開かれます。



2.ログイン情報を入力します。

「○WordPressのインストール 4.ブログサイトの情報を入力します。」にて登録した、

ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」を入力します。

入力が終わりましたら、「ログイン」をクリックします。



3.ログインが完了しました。

無事にログインが完了すると、画像のような管理画面が表示されます。

WordPressの管理画面のトップページは、ダッシュボードと呼ばれています。





ブログのカスタムや記事の投稿方法、実際の運用での注意点やセキュリティなどについて、WordPress公式サイトなどをご参考下さい。

WordPressの日本語ローカルサイト:http://ja.wordpress.org/

WordPress Codex 日本語版: https://wpdocs.osdn.jp/WordPress


これで WordPress6.3 の導入方法は以上です。


お疲れさまでした。



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