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最終更新:2015年11月27日
2015年12月1日実施のPHP提供バージョン変更に関するお問い合わせを以下にまとめました。
ご質問等がございます場合、こちらのページの最後にお問い合わせフォームへのリンクを用意致しましたので、そちらからご連絡をお願い致します。
PHPとは主にWebサイトを制作する際に使用されるプログラム言語です。 こちらを使う事により、アクセスした状況に応じて違うトップページを表示するなど、 動的なWebサイトを作成する事が可能です。
1.[Site Manager]にログインして頂き、左側のメニューより[PHP設定]を選択して下さい。
2.そちらの画面で表示されるPHPのバージョンをご確認下さい。
「5.3」または「5.4」の場合は、現状のままご利用頂けます。
「5.3」または「5.4」になっていない場合、PHPファイル検索方法をご参照頂き、PHPファイルおよびhtaccessの検索を行って下さい。
3.検索いただいた結果をご確認下さい。
【PHPファイルおよびhtaccessが見付かった場合】
検出されましたファイルの記述次第では、プログラムの記述変更が必要となります。
[Site Manager]内の[PHP設定]画面にて、php5.4(又は5.3)に設定して頂くか、.htaccessに、PHPバージョンを記述頂く事で、新しいバージョンでの動作確認が可能となります。
※5.3ですと、不具合の発生範囲が減少しますが、5.4よりも早くサービス停止となります。
【PHPファイルおよびhtaccessが見付からなかった場合】
PHPのバージョン変更は自動で行われますので、このまま放置頂いても構いません。
事前に問題が発生しないかご確認頂く際は、[Site Manager]の[PHP設定]にてphp5.4に変更を行って下さい。
その後、ご契約ドメイン名のホームページの動作確認を行って下さい。
PHPをご利用Webサイトにて、バージョンアップ対応をしない場合は、Webサイトにアクセスした場合に エラー画面が表示されてしまう可能性がございます。 また、受注システムやメール送信プログラムなどを作成されている場合、 そちらが動かなくなる可能性もございます。 ※Webサイトの表示が出来なくなっても、データ自体はサーバ上に残っておりますので、 勝手に削除されてしまうようなことはございません。
PHP4で動作していたCMSについてはPHP5以上に移行後、 動作が出来ない可能性があります。 その場合は最新バージョンにアップグレードや新規構築などが必要になります。 また、CMSの古いバージョンではデータベースとしてMySQL3が動作要件に なっている場合がありましたが、最近のCMSではMySQL5以上が動作要件に なっているものが多いです。 その場合、PHPだけでは無くMySQLのアップグレード対応も併せてお願い致します。 ※具体的なアップグレードの手順については各CMSのサポートページ等をご覧ください。
PHPを使用していないWebサイトには今回の変更は影響ございません。PHPを利用しているか否かは、「PHPファイルを検索する」手順をご参照下さい。
CGIファイルには今回の変更は影響ございません。
メールソフトを利用した通常のメール送受信には影響ございません。ホームページ上のお問い合わせフォーム等プログラムを利用したメール送信に関しましては、影響を受ける可能性がございます。
設定反映まで10分程度お待ちいただける場合は、サイトマネージャーの左メニュー「PHP設定」にて、現在のバージョンを控えて頂き、5.4(又は5.3)を選択して、「設定」ボタンを押して頂く事で、変更が可能です。11月30日までは、動作確認後に、上記手順にて、元のバージョンに戻して頂く事も可能です。
10分間でもエラー画面の表示が許されない等、 一時的にPHPのバージョンを変更されたい場合は、.htaccessを使用して頂きます。
そちらに下記の設定を追加して頂く事で一時的にバージョンを変更する事が可能です。
動作確認を確認して頂いた後、下記の設定を.htaccessから削除、または
コメントアウト頂ければ従来のバージョンのPHPへ戻すことが可能です。
.htaccess記載して頂く設定
PHP5.3へ変更する
AddHandler x-httpd-php53 .php
PHP5.4へ変更する
AddHandler x-httpd-php54 .php
PHPのバージョンが変わる事により、使用出来なくなる関数や構文などが有ります。 変更箇所の確認については、下記PHP マニュアルのページにて確認をお願い致します。
PHP 4からPHP5.3、または5.4へ移行される場合
http://php.net/manual/ja/migration5.incompatible.php
http://php.net/manual/ja/migration51.php
http://php.net/manual/ja/migration52.php
http://php.net/manual/ja/migration53.php
http://php.net/manual/ja/migration54.php
PHP5.2からPHP5.3、または5.4へ移行される場合
http://php.net/manual/ja/migration53.php
http://php.net/manual/ja/migration54.php
弊社ではPHP5以上のバージョンはCGIモードとなります。 CGIモードのPHPでは.htaccessを使用してのPHPの設定変更が出来ません。 代わりの手段と致しまして、php.iniを使用しての設定変更が可能が可能です。 php.ini単体では設置したそのディレクトリのみに変更が有効となります。 設置したディレクトリ以下全てにphp.iniを有効にしたい場合は.htaccessと 組み合わせて設定変更をして頂く事となります。
例:
/www/htdocsディレクトリ以下全てにphp.iniの変更を有効にしたい場合は、
.htaccessに下記の記述を追加して、php.iniと同じディレクトリに配置します。
suPHP_ConfigPath /home/client/FTPアカウント名/www/htdocs/
ホスティングサーバの管理画面であるSiteManagerにログインして頂きますと、 左メニューにMySQL設定とMySQL5設定というメニューがございます。 MySQL設定のみ有効になっている場合はMySQL3が、MySQL5設定のみ有効に なっている場合はMySQL5がデータベースとして使用されております。 両方が有効な場合はMySQL3とMySQL5それぞれのサーバのIPアドレスと、 PHPファイル内のデータベース接続設定と比較して頂けますでしょうか。
PHP5以上はCGI版となりますが、phpスクリプトに!#から始まるpathの指定は不要です。
以上
サーバ・ネットワーク事業部